正しさで判断すること
正しさが人を傷つけることがあると気づいたのは大人になってからだ。
子供の頃は正しいことが全てだと思っていた。嘘も方便と言うけれど、嘘なんかついちゃダメと思ってた。
だけど、大人になって、「正しい」と言われている基準もよくわからないことがあったり、心がついていかないことがあったりで、「正しさ」を求めることが全てではないことを知った。
「正しい」と思う基準はこれまで生きてきた中で育まれた価値観だと思う。
だから、たまに「正しさ」で人を判断している様子を目の前で見た時に考える。
「正しい」と判断することがどのような影響を与えるか。
子供の頃に大きな判断基準だった「正しさ」は私の中で小さな存在になりつつある今日この頃である。