楽しく自分らしく過ごすためのあれやこれや

楽しく自分らしく過ごすために私が美味しかったもの、行って良かった場所、日々の暮らしで感じたこと、いろいろとご紹介します。大学時代含め13年京都に住み、3年東京、現在は福岡在住です。

英国ロイヤル・バレエ団ドン・キホーテ

6月21日からイギリスのロイヤル・バレエ団の公演が東京で行われていて、22日土曜日の18時からの公演に行ってきました!!

 

当初この公演の主役はスティーブン・マクレーさんと高田茜さんでしたが、お二人とも怪我のため出演できず、マルセリーノ・サンべさんとヤスミン・ナグディさんがバジルとキトリを演じることになりました。

 

お二人とも若々しさが溢れた可愛らしさのある町娘と青年の雰囲気が出ていて、イメージするキトリとバジルだったと思いました。サンベさんの跳躍から元気な若者の感じやナグディさんの合間に見せる勝気なキトリのキャラクター演技が自然で、楽しく世界に入っていきました。

また、映画で見たとおり、舞台上での掛け声やギター演奏があって、舞台全体的にも賑やかでリアルな雰囲気も良く出ていました。

急遽のキャスト変更でパートナーリングがスムーズでないところもありましたが、それを気にさせない長いバランスやグランフェッテなど目を見張る技を見せてくれて、非常に眼福でした。

 

それから日本人プリンシパルの平野亮一さんのエスパーダも非常に色気がありかっこよく、エスパーダの雰囲気にぴったりでした。ご自身のキャラクターに合っていらっしゃるのか?出て来られると一気に目を惹くオーラが溢れていました。

 

また、金子扶生さんのドリアードの女王も優雅で気品が溢れ、非常に安定していて、夢の世界に引き込まれて感じがありました。手足がとても長く動きが綺麗でいつまでも観ていたい気分でした。

 

また、映画で見てはいましたが、衣装とセットの色合いのバランスが非常に綺麗で、セットだけでも見応えのある舞台でした。

 

そのため、ダンサーも観たい、セットも観たい、といろいろと観たくて、目が足りない!と思ったほどでしたが、それだけ価値のある舞台に足を運べてよかったととても満足したバレエ鑑賞でした。