ロイヤルバレエ「ドン・キホーテ」
またまた英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズンの作品、「ドン・キホーテ」を観に行きました!
明るくてにぎやかでワクワクする作品なので昔から好きな作品で、このシネマシーズンで上映されるのを楽しみにしていました。
そして、もう一つ楽しみだったのは、主役のキトリを演じるプリンシパルの髙田茜さんの踊り。
前回「白鳥の湖」のパドトロワで超絶技巧を見せてもらい、今回も楽しみにしてました。
髙田茜さんは前回も思ったのですが、今回も一つ一つのポーズがしっかり印象に残るきれいなポーズをとっていて、そしてそれを見せるキープ力がかなり印象的でした。
そして、今回の「ドン・キホーテ」はダンサーのカルロス・アコスタが振り付けをしており、随所にアコスタが考えている楽しい雰囲気を感じました!
クラシックバレエの舞台で掛け声を聞くことは無かったし、ダンサーの掛け声を聞いてびっくりしたけど、明るくてスペインを舞台にしたこの作品にぴったり!そして、ジプシーの野営の場面では、ギター奏者が数人舞台で演奏するのもリアルで、生き生きとした感じも受けました。
そうかと思うと、二幕の森の精の庭園では大きな花のセットがちょっとアニメチックに感じて、幻想感や夢という感じをよく表していたように思います。
また、二幕の金子扶生さんのドリアードの女王にはとても引き込まれました。彼女の優雅な動きでも夢の世界に入り込んだ感じです。
金子扶生さんの次の踊りを拝見するのがとても楽しみになりました。
総じてとても満足し、来月東京に観に行くロイヤルバレエ日本公演が益々楽しみなりました。
ですが、なんと本日、私がチケットを取った日のキャストのスティーヴン・マクレーさんと髙田茜さんお二人ともが怪我のため降板されると発表になりました。。
とても残念でなりませんが、お怪我だと仕方ないですし、ご本人たちも怪我の回復のために頑張っていらっしゃることかと思いますので、また次の機会を楽しみにしたいと思います〜