楽しく自分らしく過ごすためのあれやこれや

楽しく自分らしく過ごすために私が美味しかったもの、行って良かった場所、日々の暮らしで感じたこと、いろいろとご紹介します。大学時代含め13年京都に住み、3年東京、現在は福岡在住です。

ロイヤルオペラハウスシネマの白鳥の湖

今日まで公開の英国ロイヤルバレエの白鳥の湖を映画館で観てきました。

数ヶ月に一回上映してるのは知ってましたが、いつも上映期間が1週間ということもありスケジュールが合わずここしばらく観に行けてませんでした。

今回は京都の映画館では夕方からの上映のため、仕事終わりになんとか間に合う!ということで駆け込んで観てきました。

 

Twitterでの鑑賞の感想が絶賛の嵐で、そんなにすごいんだなぁと思っていましたが…本当にすごかった。。これはぜひ観て欲しいと思うはずだと実感しました。

 

今回の白鳥の湖は31年ぶりの新演出ということ。これが見所の大きなポイントです。

舞台が始まる前の芸術監督の話では、時代に合った振付等が必要で新演出を考えたというような話があり、どういうことかなと思ったのですが、観て納得。

もちろんどんな振りも簡単なものというのはないけれど、これまでの振りに比べて細かな振りやハードだなと思う振りが多く、それをさらりとやってのけるダンサーに脱帽。

オデットとオディールを演じるマリアネラは細かい白鳥独特の動きもきれいに見せていて、またオデットの時には哀しさに溢れ、オディールの時には自信のある笑みを見せつつ技を披露し、見応え充分な踊りでした。

王子のワディムは雰囲気スタイル共に王子にぴったり。オディールが現れた時の嬉しそうな演技、もちろん技術もしっかり確実、だけど王子の慎み深さが踊りにも現れていて見ていて好感が持てました。

そして新しくなった舞台美術は、深みやリアルさを感じ、そして音楽に負けずに白鳥の湖の雰囲気を非常によく表しているように思いました。

また衣装の品のある色ときれいな形にも心打たれました。

それぞれを見ても素敵ですが、またそれらがきれいに合わさった舞台は本当に感動を呼ぶものでした。

次はぜひロンドンで生のロイヤルバレエを観たいと痛感。その時は感動で泣いてしまうと思います。