ステロイドの副作用
6月から7月にかけて仕事が忙しかったからか膀胱炎になってしまい、先月IgA腎症の診察の時に薬をもらいました。
昔、接客業の時には水分も取れずトイレも行く暇がない時間が多い仕事で、しかもダブルワークで夜型の生活だったため、確かに免疫力が下がるような生活をしていて(この時はIgA腎症も寛解していたのですが、今思うと自分の体力を過信してました…)膀胱炎になってしまったことがありました。しかし、今回は確かに残業続きで忙しかったけど、そこまでではないのになぁと思っていました。ただ、黙々と行うデスクワークが多く仕事に熱中してしまうと水分を取らないことがあり、京都は38度前後が続く日が二週間ほどあったりもして、思っている以上に水分補給してなかったのかもと思いました。
出来る限り薬を飲みたくなかったのですが、意識して水分補給しても排尿時の痛みもなかなか消えず、膀胱炎を感じてから数日経っていたので、IgA腎症の診察の時に薬を出してもらうようにお願いをしました。
簡単に薬を飲んでしまうと、膀胱ではなく腎臓に菌が入ってしまった時に薬が効かないことがあるらしく、先生も簡単に薬を飲むことは勧めなかったのですが、私が痛みにそろそろ我慢できなくなってきたので薬を出してもらうことにしました。(痛み自体はそんなにひどいものではないのですが、不快感がずっとあるというのが気持ち悪かったのです。。)
先生には、出てる薬は症状が出なくなってもちゃんと全部飲んでくださいねと念押しされたのですが、薬をもらって気持ち的に安心したのか仕事休んで診察後ゆっくりして身体楽になったのか、診察後の午後にはだんだん痛みを感じなくなり積極的に水分補給して、薬は全く飲まずに先月の膀胱炎は落ち着いた感じになりました。
すっかり膀胱炎のことは忘れていたのですが、今月診察に行ったところ、数値的には細菌が多いらしく、まだ膀胱炎気味?と言われました。痛みなどはなく、前回もらった薬を全く飲んでないことを伝えると、もしかするとステロイドの副作用で免疫力が下がってるかもしれないと言われました。幸いステロイドが効いているようで、潜血も蛋白も消えてきてるので、少し早めにステロイドを減らしていくことになりました。
そこで、言われて初めて、そうか!ステロイドの副作用で免疫力下がってるのか!とはっとしました。
副作用はムーンフェイスや血糖値の上昇、食欲増進等ばかりが気になっていて、順調にステロイドが減っていたので、そういった副作用もだんだん減ってきたなぁと思っていたところだったのです。
免疫力下がると言われてるけど、本当にそうなんだなぁと実感したとともに、副作用が原因かも?と言われると納得して、心が落ち着きました。
副作用はひどいものではないのですが、やはり日々不快感を感じながら生活していくというのはあまり気持ちいいものではないなと思います。
順調にステロイドが減っていってるので、もう少しの我慢かなと思いますが、副作用わかっているのといないのとでは気持ちが全然違うなと実感した出来事でした。