世界バレエフェスティバル「ドン・キホーテ」
リトル・マーメイドに引き続き、バレエ観てきました!
世界バレエフェスティバルのドン・キホーテ全幕です。
キトリはマリーヤ・アレクサンドロワ(ボリショイ・バレエ)、バジルはウラディスラフ・ラントラートフ(ボリショイ・バレエ)、そして、東京バレエ団が出演していました。
ドン・キホーテは明るく賑やかで好きなバレエ作品の1つです。もし初めてバレエの全幕を観るのであれば、くるみ割り人形や白鳥の湖と並んでおススメする作品です。
さて、ボリショイ・バレエのお二人の舞台は初めて観ましたが、技術がすごいのはもちろんですがロシアバレエに時々ある技の嫌味を感じさせないさわやかな演技もありとても楽しく舞台を観ることができました。
軽々と技を決めて、なんていうのか、いい意味で遊んでいるようで、終わった後もまだまだずっと踊れそうな雰囲気でした。
東京バレエ団の方々の踊りはこれまでほとんど生の舞台で観ることがなかったのですが、ロシアの方と並ぶと演技なども少し淡白に感じました。技術やスタイルはどうしても並ぶといろいろと思うところもあります。でもきっと東京バレエ団だけの方々で観ると、何も思わないのではないかなという気もします。それに二幕の夢の場のコールドとかは雰囲気もまとまって揃っていたように思いましたし、そういうのは日本人が得意とするところでしょうか。
もちろん、日本人ダンサーは日本人ダンサーで好きですし、応援もしています。
だけど、やっぱりバレエって外国のものなんだなぁとしみじみ。それでもいいと思うのです。外国のものをこんなに日本で享受できるのってすごいなと思うし、日本にも素晴らしいダンサーがいますしね。だからこそ、素晴らしいダンサーの努力もすごい!とも思いますし。
やっぱり生の舞台は感じることがたくさんあっていいですね。一年に一回はバレエも観に行きたいです。